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「有名メーカーの福利厚生用の会員カードを作成してほしい」

今回のお客様をご紹介いただいたのは6年ほどお付き合いがある同業の印刷会社様です。今回の会員カードをご発注いただいた大元の会社様は、日本国内に数万人の社員を抱える有名メーカー様です。今回はその会社の社員が使う福利厚生用の会員カードのご注文をいただきました。

目的で異なる会員カードのデザイン

会員カードを作成する際、「何故その会員カードを作成するのか」によって、会員カードのデザインが大きく変わってきます。会員カードを作る目的は大きく分けて2つあります。1つが顧客に配布するための販促用会員カード、もう1つが今回のような社員に利用してもらう為に作成する福利厚生用会員カードです。

１）販促用会員カードの作成の場合

前者の場合、顧客の目を引く為に、華やかなデザインが好まれ、色数も4色以上使われるお客様が多いです。会員カードで4色以上、色を使う場合は、CMYKという色を重ねる印刷方法が選ばれます。また、お色も顧客に好まれる高級感あるお色（黒やゴールド）を選んだ上で、VIP顧客用の会員カードを作成して、他店との差別化をはかるお客様が少なくありません。

２）福利厚生用会員カードの作成の場合

一方、後者の福利厚生用会員カードの場合、デザインは販促用よりもシンプルなものが好まれます。福利厚生用の会員カードの場合、黒などの傷が目立つお色はあまり好まれません。コーポーレートカラーをお選びになる会社様が多く、デザイン性よりも実用性のあるカードが選ばれます。

実用性を重視したコーポーレートカラーの会員カード

今回の会員カードも福利厚生用ということで、実利を重視し、お色はコーポーレートカラーの青、カードの表面には文字情報として、お客様の会社名とロゴ、福利厚生サービスを提供する協力会社名だけを印刷するシンプルなデザインでした（お客様情報の保護のため、使用した写真にはお客様の会社名は印刷されておりませんが、実際には中央に「お客様の会社名」「会社のロゴ」「協力会社名」を印刷しています）。また裏面には、会員カードの利用規約、カード紛失時の扱いなど、福利厚生用の会員カードとして必要な情報を印刷して、シンプルに作成しました。

会員カードをさらに便利に！サインパネル、バーコード印字

福利厚生用の会員カードのオプションとして、人気が高い加工が「サインパネル加工（プラスチックカードに文字が書けるようにする加工）」と「バーコード印字」です。サインパネル加工を会員カードに行うことで、顧客の直筆のサインをカードに書き込めるようになり、カードの信頼性があがります。また、バーコード印字は、バーコード情報によって顧客のデータ管理が行えますので、顧客情報の管理や分析にたいへん便利です。

用途・目的にあわせて、お客様にぴったりの会員カードをデザインからご提案します。福利厚生用の会員カードの作成なら、NBSプランまでお気軽にご相談ください。