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 「子どもの描いたイラストで診察券を制作したい」

今回のお客様は、小児科・アレルギー科と主にお子さまを対象に診療されている病院様です。8年前から弊社の診察券テンプレートを用いて、2年毎に約5000枚の診察券をご注文いただいていました。今回は競合医院との差別化の為、診察券をリニューアルしたいとのご相談でした。詳しいご要望をお伺いすると、「子どもの描いたイラストで診察券を制作したい」とのことでした。

子どもにウケる、ポップな診察券とは

小児科の診察券の特徴は「親しみやすさ」です。お色もどちらかといえば、明るいお色の診察券が多い傾向にあります。また、よりポップなデザインを求めて、最近では小児科の診察券には院長の似顔絵を入れる病院様も増えてまいりました。

今回の診察券制作でも、全体的にポップな印象になるように気をくばりました。まず、頂いたイラストを中心に文字のお色や配置をデザインして、診察券を制作いたしました。今回の診察券では、可愛らしいイラストを最大限生かせるように、シンプルなお色でまとめ、文字のフォントはゴシック体を採用しました。

スキャンしたイラストから親しみやすい診察券を制作

お客様から頂いた診察券用のイラストは計4種類。今回の写真でご紹介している猫、アヒル、花びら、太陽などどれも子どもらしい可愛いイラストでした。今回はお客様にイラストをスキャンしていただき、静止画像データの圧縮形式の1つであるJPEGで、データを弊社までお送りいただきました。その後、お送りいただいたイラストを弊社のデザイナーがフォトショップを用いて、トリミング（縁取り）いたしました。

今回のイラストは手書きということもあり、曲線も多いデザインでしたので、デザインを傷つけないよう、細心の注意を払って、イラストのトリミングを行いました。イラストをスキャンして制作した診察券は、CMYKというお色の表現方法を採用しました。CMYKは、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色のかけあわせで、お色を表現する印刷方法です。丁寧なトリミングとCMYKによって、お子さまのイラストのデザインが最大限生かされたデザインとなりました。

診察券の定番、記名欄にはサインパネル加工

診察券の裏面には、プラスチック診察券の定番であるサインパネル加工を施しました。サインパネル加工とは、プラスチックカードに直接文字が書き込めるようにするオプション加工です。クレジットカードの裏面にも使用されており、記名欄を設ける加工としては、一般的なオプション加工です。プラスチックカードの診察券制作では、9割以上のお客様がこのサインパネル加工をお選びになります。今回の小児科の診察券制作でも裏面にサインパネル加工で記名欄を設けました。

診療科によって最適なデザインをご提案いたします。

診察券の制作なら、NBSプランまでお問い合わせください。